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つみたてNISAとiDeCo どっちが良い?

  • 栗原 正明
  • 2023年10月27日
  • 読了時間: 3分

更新日:2025年1月11日

 最近多く聞かれるのに、「つみたてNISAとiDeCoって、どっちが良いの?」という質問があります。


 来年からNISAも新NISAとなり、制度の内容も大きく変わります。それによって「NISAの方が良いんじゃないの?」と考えてる人もいますが、実はこの2つは投資信託を扱う点に関しては同じですが、その他はかなり変わってきます。


 まずNISA(つみたてNISA)は、 “少額から投資を行うための非課税制度” です。一般的には、株や投資信託等で出た利益に関しては、所得税や住民税、もしくは譲渡所得としての税金が発生します。税率が20%であれば、100万円利益が出ても20万円は税金になるということです。NISAに関してはこの税金が非課税になるので100万円まるまる利益となります。

 

 ただNISAはあくまで非課税制度なので、それ以外のメリットはあまりありません。もちろん今までもそれなりの金額を株投資に使っていた方には大きなメリットになります。ただ「非課税なので投資運用を始めやすくなりました!」と煽りすぎているのも、いかがなものかとは思います。なぜなら運用で利益が出なければ、メリットはゼロだからです。強いて言えば国の施策として行なっているので、運用利益が出やすい商品を多く扱っている事は間違いないかと思います。


 対してiDeCoは “個人型確定拠出年金” というもので、将来の年金額に不安がある方や、退職金代わりとして利用が勧められています。iDeCoのデメリットは積み立てたお金を60歳まで下ろすことができないという部分です。したがってあまり大きな金額を積み立ててしまうと、今後まとまったお金が必要になった折に、使えないお金になってしまいます。

 

 その代わりiDeCoのメリットは、毎年の掛金全額が所得控除額に加えることができるという部分です。皆さんも毎年年末になると、会社から年末調整用の書類をもらうと思います。そして記入する時に、生命保険や年金型保険に入っている方が、送られてくる控除証明書の金額に基づいて控除額を記入していると思いますが、上限で4万円や5万円しか控除に入れられないことを経験した方もいるかと思います。

 

 iDeCoは会社員は月額23,000円まで、個人事業の方は月額68,000円まで入ることができるので、例えば個人で毎月3万円積み立てた方は、年末に36万円を所得控除に入れることができます。これを65歳まで続けることができるので、合計すれば結構な節税をできることになります。またiDeCoも運用中の利益はNISA同様非課税となります。


 こうやって比較をすると、現状60歳まで使用できなくても問題がない余剰資金のある方は、節税対策としてiDeCoを利用するのが良いかと思います。

 

 また子供の教育資金や、先々自宅購入を考えて頭金を準備したい等の、ライフプランの中での必要資金を得たい方は、つみたてNISAの方が適していると考えられます。


 税金対策も大切ですが、何より皆さんのライフプランの中で必要となりそうな資金をしっかりと把握していくことが大切ですので、まずはライフプランニングを立ててみて、その後に、どの制度を利用するかを決めていくのが良いかと思います。


 ライフプランニング計画とかは苦手・・という方は、ぜひFPまでご相談ください!


 
 
 

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